今年1月にボタフォゴへ加入した本田 [写真]=Getty Images
ボタフォゴが同クラブ所属のMF本田圭佑に対して新契約を準備しているようだ。『FOXスポーツ・ブラジル』が27日に報じている。
昨年12月にエールディビジのフィテッセを退団し、フリーの状態となっていた本田。今年1月にボタフォゴへの加入が発表されると、デビュー戦となった3月15日開催のカンピオナート・カリオカ(リオデジャネイロ州選手権)第3節バングー戦では加入後初ゴールを挙げる活躍を見せた。このような状況の中、ボタフォゴは2020年末で契約満了となる本田に対し、早くも新契約を準備している模様だ。
その背景には東京オリンピックの開催延期があるという。以前から本田はオーバーエイジ枠での東京五輪参戦願望を公言しており、五輪を目指すにあたって2020年末までとなるボタフォゴとの契約を結んだと見られていた。しかし、新型コロナウイルスの全世界への感染拡大により、24日には東京五輪が1年程度延期となることが発表。東京五輪を目指していた本田には少なからず影響を与えると予想されており、クラブは2021年12月までとなる新契約を準備したようだ。
なお、本田は自身のSNSで「オリンピックは来年まで延期された。問題はない。今は僕ができることに最大限集中する」と投稿しており、五輪の有無にかかわらずボタフォゴでのプレーに全力を捧ぐことを明言していた。果たして、本田はボタフォゴと新契約を締結し、来年もブラジルでプレーを続けているのだろうか。今後の動向に注目が集まっている。
By サッカーキング編集部
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