友人のロナウジーニョ氏(左)を気遣った、マラドーナ氏(右) [写真]=Getty Images
現役時代にナポリやバルセロナなどで活躍した元アルゼンチン代表のディエゴ・マラドーナ氏が、偽造パスポートを使用した疑いで逮捕されたロナウジーニョ氏を擁護した。26日に、スペイン紙『マルカ』が報じている。
現役時代は卓越したテクニックと天真爛漫な笑顔で人気を博し、所属したバルセロナやブラジル代表でアイドル的存在だったロナウジーニョ氏。だが、3月4日にパラグアイで行われたチャリティイベントに参加するために同国へと入国した際、偽造パスポートを使用した疑いで逮捕された。現在は釈放され、パラグアイの首都アスンシオンにある高級ホテルで“軟禁生活”を送っているという。
マラドーナ氏は、観る者を魅了するプレースタイル、そして“お騒がせ”な面でも共通項があるロナウジーニョ氏について、同情の念を抱いているようだ。
「ロナウジーニョに起こったことは、私を悲しくさせたよ。彼は犯罪者ではない。ただ、仕事をしに行っただけなんだ。彼は私の友人だから、今回の騒動で私はとてもショックを受けたね」
また、ロナウジーニョ氏を気遣うマラドーナ氏は、偽造パスポート使用は「偶然起こったミスではないか」とも考えているようだった。
By サッカーキング編集部
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