今夏サントスに加入していたロビーニョ [写真]=Getty Images
サントスは16日、元ブラジル代表FWロビーニョについて、双方合意の上で契約を一時的に停止したと発表した。
事の発端は、ロビーニョがミランに在籍していた2013年のこと。ロビーニョは同年1月、当時22歳のアルバニア人女性を酒で酔わせた上、友人5名とともに集団で暴行に及んだことが疑われている。ロビーニョは容疑を否認しているものの、2017年11月にミラノの裁判所から集団強姦の罪で懲役9年の刑を言い渡されていた。同選手は上訴しており、公判はまだ続いている。
大手通信社『AP通信』によると、スポンサーなどが潔白を証明しきれていないロビーニョの加入に不満を抱いていることから、サントスはこのような措置を取ったようだ。同クラブはクラブ公式サイトを通じて、「サントスとロビーニョ選手は、10月10日に署名された契約を一時的に停止し、同選手がイタリアで行われるプロセスで自身の弁護に専念できるようにしました」との公式声明を発表している。
現在36歳のロビーニョは、2002年にサントスでプロデビューを果たし、レアル・マドリードやマンチェスター・Cなどでもプレー。2010年と2014年に期限付き移籍でサントスに加入していたこともある同選手は、10日にサントスと5カ月間の契約を結び、“4度目”の古巣復帰を果たしたばかりだった。
By サッカーキング編集部
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