マラドーナ氏が11月25日に亡くなった [写真]=Getty Images
元アルゼンチン代表FWディエゴ・マラドーナ氏が25日にブエノスアイレス郊外の自宅で心肺停止に陥って亡くなったと、アルゼンチン紙『クラリン』をはじめ複数メディアが報じている。
10月30日に60歳となったマラドーナ氏は、今月2日には歩行困難など体調不良を訴えてブエノスアイレス近郊の病院に入院。検査の結果、脳に慢性の硬膜下血腫が見つかり、ブエノスアイレス市内の総合病院にて血腫の摘出手術を受け、11日に退院したばかりだった。
アルゼンチンサッカー協会は、公式Twitterで「レジェンドであるディエゴ・マラドーナ氏が亡くなったことに深い哀悼の意を表します。あなたはいつも私たちの心の中にいます」と追悼。アルゼンチン代表の公式Twitterも「さようなら、ディエゴ。あなたはサッカー界のすべての人の心に永遠に残ります」とメッセージを掲載している。
マラドーナ氏は1976年に当時15歳でアルゼンチンのアルヘンティノス・ジュニオルスでトップデビューを飾り、1977年2月には当時16歳でアルゼンチン代表デビューを果たした。その後はバルセロナやナポリなどでプレー。1986年のメキシコ・ワールドカップでは主将として出場し、準々決勝のイングランド戦では“神の手”と“5人抜き”でサッカー史に残る2ゴールを挙げるなど、大活躍で母国を優勝に導いた。引退後はアルゼンチン代表などで指揮をとり、最近ではアルゼンチンのヒムナシア・ラ・プラタで監督を務めていた。
Hasta siempre, Diego.
Serás #Eterno en cada corazón del planeta fútbol. pic.twitter.com/jcsGP3GlNI
— 🇦🇷 Selección Argentina ⭐⭐⭐ (@Argentina) November 25, 2020
By サッカーキング編集部
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