11月25日に亡くなったマラドーナ氏(写真は今年2月のもの) [写真]=Getty Images
元アルゼンチン代表FWディエゴ・マラドーナ氏が亡くなったことを受け、元日本代表の前園真聖氏が自身のブログ(https://lineblog.me/maezonomasakiyo/)を更新。マラドーナ氏への追悼の意を示した。
アルゼンチン紙『クラリン』によると、マラドーナ氏は25日にブエノスアイレス郊外の自宅で心肺停止に陥って死去した。10月30日に60歳を迎えたばかりだった。イギリスメディア『BBC』によると、アルゼンチン政府は全国で今後3日間、喪に服すると発表している。
前園氏は「ありがとうマラドーナ」とのタイトルで自身のブログを更新。「小学生の頃にサッカーを始めて馴染みのサッカーショップに通い、スパイクやユニフォームを見るより楽しみだったのは、お店にたくさん置いてある海外の試合のVHSビデオを借りること」だったとつづり、その中でも「たくさんある海外の試合やプレーヤーの中で圧倒的に僕の心を動かしたのはディエゴ・マラドーナだった。足に吸い付くようなコントロールで、他の選手とはまったく違う緩急をつけたステップで相手を抜き去るドリブルに魅了されました」とマラドーナ氏に対して抱いていた思いを明かしている。
さらに、「そこから毎日マラドーナになりきり、何度も何度も繰り返し1人で練習しました。僕がドリブルを武器に自分のプレースタイルを確立できたのはマラドーナがいたからです。マラドーナのおかげでサッカーをより好きになりサッカーの素晴らしを知ることができました」と記した前園氏。「マラドーナのプレーは目を閉じればはっきりと思い描くことができます。だから僕の心の中ではいつでもマラドーナと逢えることができます。あなたに出逢えたことに感謝です。ありがとう。マラドーナ…」と同氏の死を悼んだ。
By サッカーキング編集部
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