[写真]=Getty Images
アルゼンチン3部リーグの試合で、試合中に監督が銃撃される事件が発生した。11月1日、同国紙『ラ・ナシオン』が報じた。
事件が起こったのはウラカン・ラス・エラス対フェロ・カリル・オエステ・ヘネラル・ピコの一戦。報道によると、試合中にウラカン・ラス・エラスのファン・グループ同士が内輪揉めを起こし、そこで発砲があったようだ。そして、そのうちの一発が、フェロ・カリル・オエステのマウリシオ・ロメロ監督の肩に直撃した。
銃声を聞いた選手たちや審判たちはピッチから逃げ去り、ドレッシングルームへと避難。試合はウラカン・ラス・エラスが3-1でリードしていたが、中断されることになった。
なお、ロメロ監督はドレッシングルームで医師による手当てを受けたが、命に別条はないようだ。
ウラカン・ラス・エラスは騒動の後にクラブ公式Facebookを更新し、「ウラカンを台無しにするのはやめてくれ!!! 何年もの間、彼らは私たちの家族をスタジアムから遠ざけてきた。クラブに害なす者は、内部であれ外部であれすべて排除し、本当のファンを復帰させる」と、騒動を起こした者たちを強く非難した。
また、『ラ・ナシオン』によると、ウラカン・ラス・エラスのラファエル・ジャルディーニ会長が騒動の責任をとって辞任したという。ジャルディーニ氏は大手メディア『ESPN』に対し、「私には起こったことを処理する力も能力もない。もっと厳しく、寛容ではない管理が必要なのかもしれない。私が何年もかけてやったことは無駄だった。私は責任を取らなければならない」と語ったようだ。
By サッカーキング編集部
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