ペルー代表が、アジア勢との大陸間POに進出 [写真]=Getty Images
FIFAワールドカップカタール2022・南米予選が29日に各地で行われた。
南米予選もいよいよ最終節。すでにブラジル代表、アルゼンチン代表、エクアドル代表、ウルグアイ代表が本大会出場を決めたなかで、アジア勢との大陸間プレーオフに臨む5位争いはペルー代表、コロンビア代表、チリ代表の“三つ巴の戦い”となった。
5位・ペルー代表は、本拠地『エスタディオ・ナシオナル』で8位・パラグアイ代表と激突。前半立ち上がりの5分、ペルー代表はFWジャンルカ・ラパドゥーラ(ベネヴェント/イタリア)のゴールで幸先良く先制に成功する。前半終了間際の42分には、DFジョシマール・ジョトゥン(クルス・アスル/メキシコ)が追加点をマークした。後半はさらなるゴールこそ挙げられなかったものの、ペルー代表は前半の2点のリードを守りきり、2-0と完封勝利を収めている。
10位・ベネズエラ代表の本拠地『エスタディオ・カチャマイ』に乗り込んだ6位・コロンビア代表は、前半アディショナルタイムの45+4分にMFハメス・ロドリゲス(アル・ラーヤン/カタール)がPKを決めて先手を取る。だが、後半は追加点を奪うことができず、コロンビア代表は最終的に1-0と最少得点差で勝利した。
7位・チリ代表は、本拠地『エスタディオ・サン・カルロス・デ・アポキンド』で4位ウルグアイ代表と対戦。前半をスコアレスで折り返すと、後半にウルグアイ代表の攻めを受け、79分にFWルイス・スアレス(アトレティコ・マドリード/スペイン)、90分にMFフェデリコ・バルベルデ(レアル・マドリード/スペイン)にゴールを許す。終盤に喫した2失点は重く、チリ代表は0-2と完封負けを喫している。
この結果、ペルー代表が5位で大陸間プレーオフに進出。コロンビア代表、チリ代表は予選敗退となった。
試合結果、順位表は以下のとおり。
■W杯南米予選
▼29日開催
チリ 0-2 ウルグアイ
ベネズエラ 0-1 コロンビア
ボリビア 0-4 ブラジル
ペルー 2-0 パラグアイ
エクアドル 1-1 アルゼンチン
■順位表
1位 ブラジル(勝ち点45)※1試合未消化
2位 アルゼンチン(勝ち点39)※1試合未消化
3位 ウルグアイ(勝ち点28)
4位 エクアドル(勝ち点26)
=====W杯出場権獲得=====
5位 ペルー(勝ち点24)
====大陸間プレーオフ進出====
6位 コロンビア(勝ち点23)
7位 チリ(勝ち点19)
8位 パラグアイ(勝ち点16)
9位 ボリビア(勝ち点15)
10位 ベネズエラ(勝ち点10)
■未消化カード(開催日未定)
ブラジル vs アルゼンチン
By サッカーキング編集部
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