ルイス・スアレスが古巣のナシオナル加入で合意 [写真]=Getty Images
ウルグアイのナシオナルは26日、ウルグアイ代表FWルイス・スアレスの加入で合意に至ったことを発表した。
2021-22シーズン限りでのアトレティコ・マドリード退団が決まっていたL・スアレスには、ヨーロッパだけでなく世界各国からオファーが届いていた。去就に注目が集まる中、L・スアレスが新天地に選んだのは、世界へ羽ばたく前に在籍していた母国の強豪だった。
L・スアレスにはアルゼンチンのリーベル・プレートからの関心が報じられており、メジャーリーグ・サッカー(MLS)のクラブも獲得に乗り出していたものの、ナシオナルのファンの間で「#SuarezANacional(ナシオナルにスアレスを)」というハッシュタグが流行。L・スアレス自身もナシオナルからの熱烈な歓迎を喜び、MLSのクラブよりも条件面は劣る古巣への復帰を決断したようだ。この後、L・スアレスはナシオナルのメディカルチェックを済ませ、正式契約にサインする流れとなっている。
現在35歳のL・スアレスはナシオナルでプロキャリアをスタートさせると、オランダのフローニンゲンでヨーロッパのリーグに初挑戦。その後はアヤックス、リヴァプール、バルセロナ、アトレティコ・マドリードで“エースストライカー”として活躍。アヤックス時代の2009-10シーズンにエールディヴィジ、リヴァプール時代の2013-14シーズンにプレミアリーグ、バルセロナ時代の2015-16シーズンにラ・リーガと、3つのリーグで得点王に輝いていた。
ヨーロッパでの実績を提げて母国へと帰還するL・スアレス。古巣サポーターの熱烈な声援を背に、どのような活躍を見せてくれるだろうか。
By サッカーキング編集部
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