リーベルを率いるガジャルド監督 [写真]=Getty Images
リーベル・プレートを率いるマルセロ・ガジャルド監督は13日、今シーズン限りで同クラブの指揮官の座を退任することを発表した。
1976年生まれで現在46歳のガジャルド監督は、2014年6月からリーベル・プレートを率いるアルゼンチン人指揮官。MFとして活躍した現役時代には、パリ・サンジェルマンやモナコ、リーベルなどでプレーし、アルゼンチン代表としても2度のワールドカップを経験した。
2011年夏にナシオナル(ウルグアイ)で現役を引退すると、直後に同クラブの指揮官に就任し監督キャリアをスタート。その後リーベルの監督に就任すると、これまで約8年半の指揮で、2度のコパ・リベルタドーレス制覇を含む数々のタイトルをもたらした。そして13日、ガジャルドは2022年までとなっている現行契約を更新しないことを発表し、「クラブの歴史の中で最も成功的なサイクルの1つ(アルゼンチンメディア『TyC Sports』)」に幕を下ろすこととなった。
ガジャルドには、2020年にバルセロナがエルネスト・バルベルデ監督の後任としてオファーするなど、ヨーロッパのビッグクラブからの評価も高い。かつてジョゼップ・グアルディオラ監督も、自身がFIFA年間最優秀監督賞にノミネートされた際、「(ガジャルドが)世界の最優秀監督としてノミネートされていないことが理解できない」と発言するなど、その手腕は折り紙付きだ。アルゼンチンの名将が、満を辞して活躍の場をヨーロッパの舞台へ移すときが来たのかもしれない。
By サッカーキング編集部
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