レアル・マドリードのアンチェロッティ監督 [写真]=Anadolu Agency via Getty Images
ブラジルサッカー連盟(CBF)は10日、レアル・マドリードを率いるカルロ・アンチェロッティ監督との就任合意を声明で否定した。
大手メディア『ESPN』のブラジル版は情報筋の話として、アンチェロッティ監督が今年夏のブラジル代表監督就任にゴーサインを出したと報道。正式な合意には至っていないが、CBFからの関心に前向きに応えていると伝えていた。
しかし、CBFは10日に公式声明を発表し、「2月10日に報道されたカルロ・アンチェロッティ氏がブラジル代表の新たな指揮官になるという情報は誤りだとお知らせします。エドナウド・ロドリゲス会長が先日に述べた通り、新監督の選考は透明性のある方法で処理され、選ばれた監督は適切なタイミングで発表されます」と報道の内容を否定した。
ブラジル代表はFIFAワールドカップカタール2022で準々決勝敗退に終わり、2002年大会以来6度目の優勝を逃していた。チッチ前監督が契約満了に伴い退任し、マンチェスター・Cを率いるジョゼップ・グアルディオラ監督も新監督候補の一人に挙げられている。
現在63歳のアンチェロッティ監督は、パルマ、ユヴェントス、ミラン、チェルシー、パリ・サンジェルマン、バイエルン、ナポリ、エヴァートンなどでも指揮。監督キャリア初期にアリゴ・サッキ元監督の下でイタリア代表のアシスタントコーチを務めた経験はあるが、ナショナルチームを率いたことはまだない。2021年夏から2度目の指揮をとっているレアル・マドリードとの契約は、2024年6月30日まで残っている。
By サッカーキング編集部
サッカー総合情報サイト