ウルグアイ代表は1勝1分でアジア遠征を終えた [写真]=Getty Images
国際親善試合が28日に行われ、韓国代表とウルグアイ代表が対戦した。
韓国代表は日本代表と同じく、3月のインターナショナルマッチウィークで“南米勢”との2連戦を実施している。24日にはコロンビア代表と対戦。ソン・フンミンの2ゴールで先手を取りながらも、後半にハメス・ロドリゲスとホルヘ・カラスカルのゴールで同点に追い付かれ、2-2のドローで終了していた。一方のウルグアイ代表も“アジア遠征”の真っ只中で、24日の日本代表戦ではフェデリコ・バルベルデのゴールで先制したものの、後半に西村拓真の同点ゴールを許し、1-1の引き分けで試合終了のホイッスルを耳にしていた。
両チーム3月シリーズの初白星を狙う一戦。韓国代表はコロンビア代表戦からスターティングメンバーを4名変更。キム・ミンジェやソンらが2試合連続で先発に名を連ねた。一方、ウルグアイ代表は日本代表戦から5名を入れ替え。バルベルデやマティアス・ベシーノらが“連勤”となった。
試合は立ち上がりからウルグアイ代表がゴール前に迫るシーンを作る。7分にはゴール前でこぼれ球を拾ったバルベルデが左足でボレーシュートを放つも、GKに弾き出された。勢いに乗るウルグアイ代表は続く10分、左コーナーキックを獲得。バルベルデが右足でインスイングのボールを放り込むと、ペナルティエリア内で頭1つ抜け出したセバスティアン・コアテスがヘディングシュートを叩き込んだ。ウルグアイ代表が先手を取っている。
対する韓国代表も徐々にフィニッシュまで持ち込む場面を増やしていく。38分には右サイドでボールを受けたイ・ガンインが細かいタッチから深い位置まで侵入。マイナスへの折り返しをイ・キジェが左足で狙ったが。シュートはわずかにゴール右へと外れた。前半はこのままウルグアイ代表の1点リードで終了している。
後半に入ると立ち上がりに韓国代表が試合を振り出しに戻す。51分、ペナルティエリア左でクロスボールのこぼれ球を拾ったイ・キジェが冷静にマイナスのスペースへ折り返すと、待っていたファン・インボムが右足でゴールネットを揺らした。
同点に追い付かれたウルグアイ代表はなかなか流れの中で良い形を見せることができなかったものの、63分にセットプレーから反撃へ。ペナルティエリア手前で獲得したフリーキックをホアキン・ピケレスが左足で狙う。ファーサイドを狙った低い弾道の一撃はGKに弾き出されたが、こぼれ球をベシーノが押し込み、ウルグアイ代表が勝ち越しに成功した。
またもビハインドとなった韓国代表は78分、左コーナーキックからキム・ヨングォンが押し込んだものの、ハンドの判定でゴールは取り消しに。84分にはペナルティエリア内で背後からのボールを引き出したオ・ヒョンギュが、反転から右足で豪快な一撃。見事ゴールネットを揺らしたものの、またもビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)で判定が変更。得点は認められなかった。
試合はこのままタイムアップ。韓国代表は3月のインターナショナルマッチウィークを未勝利で終えた一方、ウルグアイ代表は初勝利を手にして母国へ帰還することとなった。
【スコア】
韓国代表 1-2 ウルグアイ代表
【得点者】
0-1 10分 セバスティアン・コアテス(ウルグアイ代表)
1-1 51分 ファン・インボム(韓国代表)
1-2 63分 マティアス・ベシーノ(ウルグアイ代表)
By サッカーキング編集部
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