アルゼンチンが2連勝を飾ってアジア遠征を終える [写真]=Getty Images
国際親善試合が19日に行われ、アルゼンチン代表とインドネシア代表が対戦した。
6月のインターナショナルマッチウィークではアジア遠征を実施しているアルゼンチン。15日に中国の北京にて行われたオーストラリア代表との一戦では、リオネル・メッシがFIFAワールドカップカタール2022から数えて7試合連続ゴールを挙げ、2-0と白星を飾った。その後、チームはインドネシアへ移動。首都ジャカルタに位置する『ゲロラ・ブン・カルノ・スタジアム』にてアジア遠征の2戦目を迎えた。
アルゼンチンは前節オーストラリア戦を最後にメッシ、アンヘル・ディ・マリア、ニコラス・オタメンディの3名がチームを離脱。W杯も重なった長いシーズンを終えたこともあり、一足早く休暇を与える選択を下していた。長年にわたって“アルビセレステス”を支えてきたベテラン3選手が不在となった中、スターティングメンバーにはエミリアーノ・マルティネス、ジオヴァニ・ロ・チェルソ、フリアン・アルバレスらを起用。ヘルマン・ペッセージャがキャプテンマークを巻き、ファクンド・ブオナオッテは代表デビューを飾った。
試合は立ち上がりからアルゼンチンが押し込む展開に。17分にはペナルティエリア左でセットプレーのこぼれ球を拾ったニコラス・ゴンサレスが左足を振り抜いたものの、ここはインドネシアのGKエルナンド・アリの好セーブに防がれる。29分には敵陣ペナルティエリア付近でのボール奪取からブオナオッテが決定機を迎えたが、GKを抜き去って左足で狙ったシュートはゴールカバーに入っていた相手にクリアされた。こぼれ球に反応したアルバレスの反転シュートも阻まれている。
試合の均衡が破れたのは38分。敵陣左サイドでエセキエル・パラシオスからのパスを受けたレアンドロ・パレデスが、中央へ持ち出してミドルシュートを狙う。ゴールからは距離があったものの、強烈な一撃がゴールネットを揺らした。アルゼンチン代表が先手を取ってハーフタイムに突入している。
後半に入るとインドネシアもゴールに迫る。53分、敵陣左サイドでのスローインを獲得すると、プラタマ・アルハンは“飛び道具”のロングスローを披露。ペナルティエリア内で待っていたエルカン・バゴットがバックヘッドで狙ったが、ここはGKマルティネスのビッグセーブによって得点とはならなかった。
直後の55分にはアルゼンチンが左コーナーキックを獲得。ロ・チェルソが左足で正確なボールを中央へ送ると、走り込んできたクリスティアン・ロメロがヘディングシュートでゴールネットを揺らす。アルゼンチンが後半の早い時間帯でリードを2点に広げた。
その後はアルゼンチンが安定した試合運びを見せ、最終的に2点をリードしたたまタイムアップ。アルゼンチンは2試合連続でクリーンシートを記録し、アジア遠征を終えることとなった。
【スコア】
インドネシア代表 0-2 アルゼンチン代表
【得点者】
0-1 38分 レアンドロ・パレデス(アルゼンチン代表)
0-2 55分 クリスティアン・ロメロ(アルゼンチン代表)
By サッカーキング編集部
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