ペルー代表メンバーに入った日本生まれのケンジ・カブレラ(写真左) [写真]=Getty Images
ペルーサッカー連盟が25日、9月に開催されるFIFAワールドカップ2026南米予選のパラグアイ戦、ブラジル戦に臨むペルー代表候補を発表し、滋賀県生まれの20歳MFケンジ・ジオバンニ・ナカムラ・カブレラが選出された。
日系ペルー人のケンジ・カブレラはペルーの名門アリアンサ・リマの下部組織などを経て、現在はペルー1部リーグのFBCメルガルでプレー。中盤の攻撃的なポジションを主戦場とし、昨年のコパ・スダメリカーナ準決勝進出にも大きく貢献した。今年もコパ・リベルタドーレスに出場するなど、これまで59試合に出場し2ゴール6アシストを記録している。
25日に発表されたのはペルー国内でプレーする28人で、近日中にペルー国外でプレーする選手も発表されるとのこと。登録可能な人数以上の選手を招集した理由について、ペルー代表を率いるフアン・レイノソ監督は「世代交代を進めるためにU-20、 U-23の選手も多く招集し、最終的に試合に登録する選手を絞りたい」と説明している。
U-20ペルー代表として14試合に出場し、今回初めてフル代表に選出された日本生まれのケンジ・カブレラは、南米の強豪国を相手とした南米予選のピッチに立つことになるのだろうか。
By サッカーキング編集部
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