ゼ・リカルド監督 [写真]=金田慎平
4月まで清水エスパルスを率いたゼ・リカルド氏が、ブラジルのクルゼイロの監督に就任すると6日、クラブが公式発表した。
現在52歳のゼ・リカルド氏はブラジルの名門クラブで監督を歴任。2022年6月から清水の監督を務めていた。昨シーズンは不振に陥っていたチームを一時的に立て直したものの、終盤に失速してクラブ史上2度目のJ2リーグに降格。契約を更新して1年でのJ1リーグ復帰に挑んだが、充実の戦力を揃えながらも開幕7試合で5分2敗と勝利を挙げられず、4月に清水との契約が解除されていた。
元ブラジル代表FWのロナウド氏が実質的なオーナーを務めるクルゼイロは、ブラジル全国1部セリエAで現在降格圏と勝ち点”5″の12位に低迷していることを受け、8月末にポルトガル人のペパ監督を解任。その後任としてゼ・リカルド氏に白羽の矢が立った。契約期間は現時点で明らかにされていないものの、ブラジルの『グローボ・エスポルチ』は 2024年12月と報じている。
また、クルゼイロは、4月にゼ・リカルド氏とともに清水を去ったクレーベル・サントス氏(ヘッドコーチ)ファビオ・エイラス氏(フィジカルコーチ)もチームに加わることを発表している。
By サッカーキング編集部
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