南米予選の2試合が8日に行われた [写真]=Getty Images
FIFAワールドカップ2026南米予選・第1節の2試合が8日に行われた。
ブラジル 5-1 ボリビア
ホームにボリビア代表を迎えたブラジルは、16分にPKを獲得。ネイマールがキッカーを務めたものの、左を狙ったシュートはコースを読まれてしまう。それでも24分、ゴール前のこぼれ球に反応したロドリゴがゴールネットを揺らして先制点を記録する。
1点リードで折り返したブラジルは、47分に2点目を獲得する。ネイマールの鋭いパスを受けたハフィーニャが、ペナルティエリア右から左足を振り抜き、ゴール左下へと流し込んだ。さらに53分、ブルーノ・ギマランイスの絶妙な浮き球に抜け出したロドリゴが、この試合2点目を記録し、ブラジルがリードを広げる。
そして61分、ハフィーニャが右サイドからグラウンダークロスを供給。ボックス中央のロドリゴが相手に寄せられながらもボールをつなぎ、後ろから飛び込んできたネイマールが右足を振り抜く。強烈な一撃がゴールネットに突き刺さり、“セレソン”の10番は代表キャリア通算「78」得点目を記録。“王様”ペレ氏が50年以上保有していた歴代最多得点記録を塗り替えた。
ブラジルは78分にボリビアに1点を返されたものの、後半アディショナルタイム3分にダメ押しの5点目を獲得する。ハフィーニャの折り返しにネイマールが合わせ、この試合2得点目を記録した。
ウルグアイ 3-1 チリ
マルセロ・ビエルサ監督が率いるウルグアイ代表は、ホームでチリ代表と対戦。ウルグアイは38分、華麗なパスワークでチリの守備網を崩し、最後はダルウィン・ヌニェスの落としを受けたニコラス・デ・ラ・クルスが先制ゴールをマークする。前半アディショナルタイムには、デ・ラ・クルスのラストパスを受けたフェデリコ・バルベルデがミドルシュートを突き刺し、ウルグアイは2点リードで折り返す。
さらにウルグアイは71分、自陣でのボール奪取からカウンターを展開。ボールを持ち運んだバルベルデがペナルティエリア左へと展開し、受けたヌニェスが折り返す。これに合わせたデ・ラ・クルスが“ドブレーテ”(1試合2得点)を達成した。直後にチリのアルトゥーロ・ビダルに1点を返されたものの、ウルグアイは3-1で白星スタートとなった。
今節の試合結果と次節の対戦カードは以下の通り。
■第1節・試合結果
パラグアイ 0-0 ペルー
コロンビア 1-0 ベネズエラ
アルゼンチン 1-0 エクアドル
ウルグアイ 3-1 チリ
ブラジル 5-1 ボリビア
■第2節・対戦カード
ボリビア vs アルゼンチン
エクアドル vs ウルグアイ
ベネズエラ vs パラグアイ
チリ vs コロンビア
ペルー vs ブラジル
By サッカーキング編集部
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