ピッチ外で問題を抱えていたことを告白したリチャーリソン[写真]=Getty Images
トッテナム所属のブラジル代表FWリチャーリソンが最近の不調の原因を告白したと、13日、ブラジルメディアの『グローボ・エスポルチ』が報じた。
リチャーリソンは昨シーズン加入したトッテナムで公式戦40試合に出場し4ゴールと低調で、ブラジル代表でも8日の「FIFAワールドカップ2026南米予選」第1節ホームでのボリビア戦(5-1でブラジルが勝利)で決定機を逃し、12日の同予選第2節アウェイでのペルー戦(0-1でブラジルが勝利)でもVARでゴールを取り消されるなどゴールから見放されている。
そんなリチャーリソンを悩ませていたのは“ゴール不足”だけでなかったようだ。ペルー戦を終えたリチャーリソンは「ピッチ内の自分は、できる限りチームを助けようとプレーする幸せな男だ。人々が期待するようにいかないときもあったけど、ピッチ外のことが自分の足を引っ張ったと思う。正しく物事を進めようと思っても、結果として間違ってしまうことがある。けど嵐は去ったよ。今はクラブに集中したいと思う」と語り、サッカー以外の部分で問題を抱えていたことを示唆した。
さらにリチャーリソンは「この5カ月間、ピッチ外で激しいうねりの中を生きてきた。けど、今は物事が順調に進んでいる。自分のお金にしか興味がない人たちは去ったんだ。これから物事は良い方向に流れ出すだろうし、トッテナムで活躍して状況を好転させられると確信している」と説明した。
リチャーリソンは最近、キャリア初期から付き合いのある代理人との関係を解消しており、一連の発言はこのことが関係していると見られている。
また、リチャーリソンは「イングランドに戻り、自分の心を整えるために心理学者の助けを求めるつもりだよ。 そして、もっと強くなってブラジル代表に戻ってくるんだ。次も代表に招集されると信じているし、そのために頑張る。 トッテナムで良いパフォーマンスを継続することが大事だ。今週クラブの人たちと色々と話し合うつもりだよ」と話し、心理的なサポートも受け、再起することを誓った。
By サッカーキング編集部
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