フルミネンセがリベルタドーレス制覇! [写真]=Getty Images
コパ・リベルタドーレス2023決勝が4日に行われ、ボカ・ジュニアーズ(アルゼンチン)とフルミネンセ(ブラジル)が対戦した。
16年ぶり7度目の優勝を目指すボカ・ジュニアーズでは、セルヒオ・ロメロやエディンソン・カバーニらが先発出場。一方のフルミネンセは悲願の初優勝に向けて、フェリペ・メロやマルセロらがスターティングイレブンに名を連ねた。
試合の均衡が破れたのは36分、フルミネンセが先制に成功する。右サイドからケノがグラウンダーで折り返し、ゴール前のヘルマン・カノが右足で合わせて押し込んだ。
1点ビハインドで折り返したボカ・ジュニアーズは、72分にルイス・アドビンクラがミドルシュートを叩き込んで試合を振り出しに戻す。90分で決着せず、試合は延長戦に突入する。
99分、フルミネンセが勝ち越しに成功。ケノが頭で落としたボールに合わせ、ジョン・ケネジが豪快な一撃を叩き込んだ。しかし、ケネジは「過剰なゴールパフォーマンス」で2枚目のイエローカードを受け取り退場。フルミネンセは数的不利でリードを守ることになる。
延長前半アディショナルタイム、ボカ・ジュニアーズの選手が敵陣ペナルティエリア内での相手のハンドおよびファウルを主張し、両軍がヒートアップ。その際に相手の顔面を叩いたとして、ボカ・ジュニアーズのフランク・ファブラも退場処分となり、試合は10人対10人の戦いとなる。
結局、同場面でPKは与えられず。その後にボカ・ジュニアーズは同点のチャンス、フルミネンセは追加点のチャンスを迎えたが、ともにゴールは生まれないまま試合終了。フルミネンセが激闘を制し、悲願の初優勝を果たした。また、フルミネンセは2023年と2025年のFIFAクラブワールドカップへの出場権を獲得した。
【スコア】
ボカ・ジュニアーズ 1-2 フルミネンセ
【得点者】
0-1 36分 ヘルマン・カノ(フルミネンセ)
1-1 72分 ルイス・アドビンクラ(ボカ・ジュニアーズ)
1-2 99分 ジョン・ケネジ(フルミネンセ)
By サッカーキング編集部
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