チームメイトとともに優勝を喜ぶマルセロ(中央) [写真]=Getty Images
フルミネンセに所属する元ブラジル代表DFマルセロが、コパ・リベルタドーレス優勝の喜びを語った。4日、『ESPN』がコメントを伝えた。
現在35歳のマルセロは、2005年にフルミネンセでプロデビュー。2007年1月に加入したレアル・マドリードでは公式戦通算546試合に出場し、5度のチャンピオンズリーグ(CL)制覇などに貢献した。2022年9月にオリンピアコスへ移籍したものの、約半年で退団し、2023年2月にフルミネンセ復帰。4日に行われたコパ・リベルタドーレス決勝のボカ・ジュニアーズ戦では80分までプレーし、クラブ史上初となる南米制覇に貢献した。
マルセロは試合後、次のようにコメント。愛するクラブでのタイトル獲得に喜びを爆発させた。
「レアル・マドリードは理解してくれるだろう。僕にとっては、これがクラブレベルで最も重要なタイトルだ。僕を育ててくれたクラブだからね。僕のキャリアに必要なすべての道具を与えてくれた大好きなクラブで、僕の成長を見守ってくれたスタッフたちと一緒に、とても重要なタイトルを勝ち取った。これほどやりがいのあることはない。かけがえのないものだ」
スペイン紙『マルカ』などによると、欧州と南米の頂点に立ったのはマルセロが史上14人目となった。CLとリベルタドーレスの両方を制した選手は以下の通り。
▼フアン・パブロ・ソリン
チャンピオンズリーグ(ユヴェントス/1996)
リベルタドーレス(リーベル・プレート/1996)
▼ロッキ・ジュニオール
チャンピオンズリーグ(ミラン/2003)
リベルタドーレス(パルメイラス/1999)
▼カフー
チャンピオンズリーグ(ミラン/2007)
リベルタドーレス(サン・パウロ/1992、1993)
▼ジダ
チャンピオンズリーグ(ミラン/2003、2007)
リベルタドーレス(クルゼイロ/1997)
▼カルロス・テベス
チャンピオンズリーグ(マンチェスター・ユナイテッド/2008)
リベルタドーレス(ボカ・ジュニアーズ/2003)
▼ワルテル・サムエル
チャンピオンズリーグ(インテル/2010)
リベルタドーレス(ボカ・ジュニアーズ/2000)
▼ロナウジーニョ
チャンピオンズリーグ(バルセロナ/2006)
リベルタドーレス(アトレチコ・ミネイロ/2013)
▼ネイマール
チャンピオンズリーグ(バルセロナ/2015)
リベルタドーレス(サントス/2011)
▼ダニーロ
チャンピオンズリーグ(レアル・マドリード/2016、2017)
リベルタドーレス(サントス/2011)
▼ラフィーニャ
チャンピオンズリーグ(バイエルン/2013)
リベルタドーレス(フラメンゴ/2019)
▼ラミレス
チャンピオンズリーグ(チェルシー/2012)
リベルタドーレス(パルメイラス/2020)
▼ダヴィド・ルイス
チャンピオンズリーグ(チェルシー/2012)
リベルタドーレス(フラメンゴ/2022)
▼フリアン・アルバレス
チャンピオンズリーグ(マンチェスター・シティ/2023)
リベルタドーレス(リーベル・プレート/2018)
▼マルセロ
チャンピオンズリーグ(レアル・マドリード/2014、2016、2017、2018、2022)
リベルタドーレス(フルミネンセ/2023)
By サッカーキング編集部
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