去就に注目が集まるルイス・スアレス[写真]=Getty Images
グレミオに所属するウルグアイ代表FWルイス・スアレスの去就に関し、同クラブを率いるレナト・ガウショ監督が語った。6日、ウルグアイ紙『エル・パイース』が報じた。
昨年夏にアトレティコ・マドリードを退団した36歳のウルグアイ代表FWは、母国のナシオナルを経て1月からはブラジルのグレミオでプレーし、ここまで公式戦47試合の出場で20ゴール16アシストをマーク。しかし、同クラブとの現行契約は今年の12月31日までとなっており、今月初旬には複数メディアがメジャーリーグ・サッカー(MLS)のインテル・マイアミがスアレス獲得を狙っていると報じていた。
そんななか、スアレスの去就に関し質問を受けたレナト・ガウショ監督は「おそらく彼はすでに国外のクラブと契約を結んでいる。我々の望みはサポーターと同様に、彼がクラブに残ってくれることだ。だが、彼はクラブに残らないだろう。もしも彼が残留すれば奇跡だ。だが、私は奇跡に望みを託せない」と話し、スアレスが今年末でグレミオを去ることは既定路線だと説明した。
さらにレナト・ガウショ監督は「私はサポーターを避けて通ることができない。誰もが彼を愛しているが、彼は決断を下した。会長と取締役会と合意済みなんだ。私はサポーターに対し率直に真実を語りたい。もし彼が残るならそれは奇跡だ。そして、その奇跡を作り出せるのはスアレス本人だけなんだ」と語り、クラブ上層部との間でもスアレス退団で話がまとまっていることを伝えた。
By サッカーキング編集部
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