負傷離脱中のネイマール [写真]=Getty Images
ブラジル代表のチームドクターを務めているロドリゴ・ラスマール氏が、アル・ヒラルに所属する同代表FWネイマールの状態を明かした。13日、ブラジル紙『globo』がコメントを伝えている。
ネイマールはブラジル代表としてFIFAワールドカップ2026南米予選・第4節のウルグアイ代表戦（0－2で敗戦）に先発出場したものの、44分に左ひざを負傷した影響で負傷交代。その後、アル・ヒラルは負傷したネイマールについて声明を発表し、「ひざの前十字じん帯と半月板の断裂が確認された」と診断結果を明らかにしていた。
そして今月2日、ネイマールはブラジルにて左ひざの前十字じん帯と半月板の損傷を修復するための手術を受け、自身のSNSで無事手術を受け終わったことを報告した。そんななか、手術を担当したラスマール氏がインタビューに応え、ネイマールについて言及し、「非常に順調に回復している。もちろん、まだ初期段階ではあるが、とても順調だ」と状態を明かした。
さらに「今回のケガはとても複雑で、彼は長いリハビリプロセスを経ることになる。しかし、本人はそれを分かっているし、反応も良い。彼は他にもケガやこうした状況を経験しているが、今回が最も深刻なケガであり、より時間がかかるため、とても集中して回復に専念する必要がある。彼は私たちが提案している全てのことに従っているよ」と続け、復帰に向けて順調に準備を進めているとコメントした。
なお、復帰の明確な時期については設けていないとのことだが、復帰までは約10カ月を要するとも伝えられており、今シーズン中の復帰は絶望となる可能性が高いほか、来年6月に予定されているコパ・アメリカへの出場も危ういことが予想されている。
By サッカーキング編集部
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