ハットトリック達成のFWエディンソン・カバーニ [写真]=Getty Images
ボカ・ジュニオルスのウルグアイ代表FWエディンソン・カバーニが、約5年ぶりとなるハットトリックを達成した。
昨夏にバレンシアと契約を解除し、ボカ・ジュニオルスに加入したエディンソン・カバーニ。プロキャリアを始めたダヌービオ(ウルグアイ)に所属していたとき以来となる南米でのプレーとなっているが、昨年10月15日のタジェレス戦以降はゴールから遠ざかっていた。
そのなかで3日、ベルグラーノ戦に先発出場したカバーニは、1点ビハインドで迎えた63分に味方選手が獲得したPKを成功させる。おおよそ5カ月ぶりのゴールとなり、スペイン紙『ムンド・デポルティーボ』によると、キャリア最長無得点記録に終止符を打つものとなったという。そしてここから、“稀代の点取り屋”が本領を発揮。73分に相手ディフェンスラインの背後のスペースに抜け出すと、最後は相手GKとの1vs1を冷静に制してこの日2点目を記録。その6分後には、ペナルティエリア内に陣取っていたところに届いたパスを流し込んでハットトリックを達成した。
セリエAとリーグ・アンで得点王に輝き、ウルグアイ代表でも歴代2位の得点記録を保持しているカバーニ。ベテランの域に差し掛かった近年は、その得点力にも翳りが差していたが、パリ・サンジェルマン在籍時の2019年1月以来となるハットトリックを境に、“ケチャドバ”となるのだろうか。
By サッカーキング編集部
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