23日、イングランド戦でブラジル代表デビューを果たしたGKベント[写真]=Getty imags
ブラジルのアトレティコ・パラナエンセに所属するブラジル代表GKベントに対して欧州の強豪クラブが関心を寄せているようだ。27日、ブラジルメディア『globo』が伝えている。
現在24歳のベントは、アトレティコ・パラナエンセの下部組織出身で、2020年にトップチームデビュー。ここまで公式戦148試合に出場している。2023年よりブラジル代表に招集されていたものの、リヴァプールのアリソンやマンチェスター・シティのエデルソンといった巨大な壁に阻まれ出場機会は訪れずにいた。しかし、偉大な先輩の2人が負傷により招集外となったことで、今月23日のイングランド戦でついに代表デビュー。1-0の勝利に貢献した。続くスペイン戦でも出場し、3失点を喫したものの、強豪相手に足元の巧さを見せつけ、着実に評価を高めている。
報道によれば、ベントに対して、チェルシー、インテル、ベンフィカ、ウルヴァーハンプトン、ノッティンガム・フォレストらが興味を示しているとのこと。具体的な金額は明かされていないものの、破格のオファーが届いていると報じられている。
ベント本人は、『globo』の取材に対し、「(代表デビューは)素晴らしい経験だったし、一生心に残るものだった。一生忘れないし、子供たちや孫たち、ひ孫たちにも話して聞かせるよ」と、夢の代表デビューの喜びを噛み締めつつ、移籍の話題については「今はアトレティコ(パラナエンセ)に100%集中しているよ」と、明言を避けた。
By サッカーキング編集部
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