インデペンディエンテのカルロス・テベス監督(左)と同クラブOBのセルヒオ・アグエロ氏 [写真]=Getty Images
インデペンディエンテは10日、公式YouTubeチャンネルで同クラブを率いるカルロス・テベス監督が、かつてアルゼンチン代表FWとして活躍したセルヒオ・アグエロ氏の現役復帰について語るインタビューを配信した。
現役時代にボカ・ジュニオルス、マンチェスター・ユナイテッド、マンチェスター・シティ、ユヴェントスなどの名門でプレーしたテベス監督は、昨年8月にインデペンディエンテの監督に就任。2部降格濃厚と見られていた名門クラブを残留に導き、今季は前期リーグのグループAを6位で終え、後期リーグでの飛躍を目指している。
一方、現在35歳のアグエロ氏は、インデペンディエンテの下部組織を経て同クラブでプロデビューし、アトレティコ・マドリード、マンチェスター・シティで得点を量産。2021年7月にバルセロナの一員となるも、心臓の問題で同年に現役を引退した。
しかし、今年2月にアグエロ氏の主治医が「時間を限定すれば、アグエロ氏はトップレベルでプレーできる可能性がある」と発言。アグエロ氏は医師の”GOサイン”を喜び、世間でアグエロ氏の現役復帰に対する期待が高まったが、アグエロ氏は「トップレベルでトレーニングをするためには多くの検証が必要」と実際の現役復帰には慎重な姿勢を示していた。
そんななかテベス監督は、アグエロ氏がインデペンディエンテで復帰する案に関して「それが実現できればとても美しい。クラブにとっても、選手たちにとっても大きな助けになる。素晴らしいことだよ」と、肯定的な見方を示した。
続けてテベス監督は「彼とそのことについて話した。たとえ5分でもいいんだ。彼の存在はクラブに国際的な視野を与えることになる」とアグエロ氏本人とも本件について話をしたことを明かした。
更にテベス監督は「クン(アグエロ氏)を欲しくない人なんているだろうか?自分は現役時代に彼とチームメイトとして戦い、今は監督として一緒に戦える可能性がある。大歓迎だよ! もしできれば10分間もしくは15分間出場して欲しい」とアグエロ氏の古巣での現役復帰を希望する考えを強調した。
By サッカーキング編集部
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