ウルグアイ代表からの引退を表明したカバーニ(写真は2022年12月のもの) [写真]=Getty Images
ボカ・ジュニオルスに所属するFWエディンソン・カバーニが、ウルグアイ代表から引退することを発表した。
1987年2月14日生まれで現在37歳のカバーニは、母国のダヌービオでキャリアをスタートさせると、2007年1月にパレルモへ完全移籍加入し、欧州上陸を果たした。その後、ナポリやパリ・サンジェルマン(PSG)、マンチェスター・ユナイテッド、バレンシアを経て、2023年7月からボカ・ジュニオルスでプレー。今シーズンはここまで公式戦18試合で12ゴールを記録している。
また、2008年2月にウルグアイ代表デビューを果たして以降は長年同代表の主力として活躍。ワールドカップでは4大会連続で出場を果たしたほか、2011年にはコパ・アメリカで優勝も経験した。通算では136試合に出場し、ルイス・スアレス(68ゴール)に次いで歴代2位となる58ゴールを挙げていたが、FIFAワールドカップカタール2022を最後に招集はされていなかった。
そんななか、6月20日に開幕するコパ・アメリカ2024を前にカバーニは自身の公式インスタグラムを更新。「愛するセレステ(ウルグアイ代表の愛称)、これまでの道のりで僕に教えてくれたすべての教訓に感謝したい」と綴りながら、ウルグアイ代表から引退することを表明した。
「長くはかからない。今日、話す言葉は少ないけど、深い意味がある。長年にわたってこの道に関わってくれたすべての人に感謝をしている。この世界で一番愛するもの、つまり祖国のユニフォームを着ることができて、僕はこれまでもこれからも幸せだ」
「間違いなく素晴らしい年月だった。言いたいことや伝えたいこと、思い出したいことは山ほどあるけど、今日は自分のキャリアの新しい段階を迎えたことを明らかにして、今いるべき場所にすべてを捧げたいと思う。身を引くことを決めたけど、この美しいユニフォームを着てピッチに立った時と同じように、僕の心はまだ鼓動をしている。ファンの皆には力強い抱擁を送るよ」
By サッカーキング編集部
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