アルゼンチン代表としてともに戦ったリオネル・メッシ(左)とアンヘル・ディ・マリア(右)[写真]=Getty Images
FIFAワールドカップ26南米予選第7節が5日に行われ、アルゼンチン代表とチリ代表が対戦(アルゼンチンが3-0で勝利)。その試合前、コパ・アメリカ2024を最後にアルゼンチン代表を引退したアンヘル・ディ・マリア(ベンフィカ/ポルトガル)の功績を讃えるセレモニー行われ、負傷で選外となっていたリオネル・メッシ(インテル・マイアミ/アメリカ)がディ・マリアにビデオメッセージを送った。
現在36歳のディ・マリアは2008年9月に20歳でアルゼンチン代表デビューを果たし、これまで通算145試合出場で31ゴール32アシストを記録。FIFAワールドカップカタール2022では決勝のフランス代表戦でゴールを決めるなど、5試合出場で1ゴール2アシストを記録し、アルゼンチン代表の9大会ぶり3度目の優勝に大きく貢献を果たした。
そんなディ・マリアはコパ・アメリカ2024を最後にアルゼンチン代表から引退することすることを表明。同大会で5試合に出場して1ゴールを記録し、コパ・アメリカ2021と2024の連覇を成し遂げ代表選手として有終の美を飾った。
そんなディ・マリアに対し、メッシが以下のメッセージを送った。
「君にとって大切な瞬間に立ち会えなくてごめん。君も知っているように、僕は現在ケガからの回復につとめているんだ。もうすぐ復帰できると思う。けど、ビデオメッセージという形であっても、君のもとにいたかったんだ」
「君がこれまで代表チームでやってきたこと、成し遂げたことのように、この夜を楽しんで欲しい。君の家族と、君の功績を讃えてくれているアルゼンチンのすべての人たちと一緒にね。君が僕たちに与えてくれたこと、君が成し遂げたことは、このセレモニーに値する」
「個人的には僕らは話すべきことをお互い話したよね。僕らは一緒に日々を、そして年月をともに過ごす幸運を得た。一緒にたくさんマテ茶を飲み、一緒にたくさん話をした」
「こうやって終わるって、誰が想像しただろうか。代表で一緒に過ごした全てのこと、一緒に体験してきた全てのこと。僕らはいつも代表で楽しみ、そしてとても厳しい時間を過ごした」
「こうやって終わるって、誰が想像しただろうか。一緒に多くを勝ち取りながら、世界チャンピオン、そしてコパ・アメリカ王者として君がアルゼンチン代表を去るなんて」
「楽しんでほしい。だって君はそれに値するから。そして、僕たちは君を想い寂しくなる。君は、僕が君を好きだって知っているよね? 僕はいつだって君の最高の幸せを願う。君に大きなキスと全てのアルゼンチン国民の想いを贈るよ。チャオ(じゃあ、またね)」
By サッカーキング編集部
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