ヴィニシウス擁するブラジル代表が南米予選で大苦戦 [写真]=Getty Images
レアル・マドリードに所属するブラジル代表FWヴィニシウス・ジュニオールが、FIFAワールドカップ26南米予選での苦戦について言及した。11日、スペイン紙『マルカ』がコメントを伝えている。
“サッカー王国”が未曾有の危機に瀕している。ここまで8試合を消化したFIFAワールドカップ26南米予選にて、ブラジル代表はすでに4敗を喫しており、勝ち点「10」の5位に低迷。今大会から南米連盟(CONMEBOL)の出場枠は6.5に拡大されたものの、現時点では出場圏外転落までわずか「1」ポイント差とまさかの大苦戦を強いられている。
現地時間10日に行われた第8節では敵地でパラグアイ代表に0-1で敗れ、左ウイング(WG)で先発出場したヴィニシウスも不発。『マルカ』によると、同選手は合計4度のドリブルを試みたものの成功したのは1度だけで、7度のデュエルのうち2度しか勝利できなかったという。試合後、ヴィニシウスはチームと自身のパフォーマンスについて言及しつつ、次のように今後の改善を誓った。
「僕たちはどんな犠牲を払ってでもブラジルのこの状況を好転させたいと思っている。今すぐ全員が家に帰り、何を改善しなければならないのか、そして再び良いプレーをするために何をすれば良いのかということを考える必要がある。ここに来て勝ち点を失い、今日のようなプレーをすることは許されない。僕たちは勝利するために最善の方法でプレーできるよう適応しなければならない。勝利することでより安心し、違うプレーができるようになるだろう」
次戦は現地時間10月10日に控えるペルー戦。約1カ月後、ブラジル代表は生まれ変わった姿を見せることができるだろうか。
By サッカーキング編集部
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