クルゼイロFWラファエル・シルバ[写真]=Getty Images
カンピオナート・ブラジレイロ・セリエA(ブラジル1部)が26日に行われ、元Jリーガーで現在クルゼイロに所属するFWラファエル・シルバが試合開始からわずか3秒で退場となるプレーを行う事象が発生した。
ラファエル・シルバは2014年にアルビレックス新潟に加入すると、在籍2年半で公式戦62試合出場で26ゴールをマーク。2017シーズンに加入した浦和レッズでは、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)で11試合9得点を記録。決勝の1stレグ、2ndレグで得点を決め、ACL優勝に大きく貢献した。2018年に武漢長江(中国)へ移籍したあと、2022年には母国ブラジルのクルゼイロへ加入。全北現代(韓国)への移籍を経て、今年1月にクルゼイロへ復帰した。
今季は開幕からスタメンの座を掴み、開幕9試合で3ゴールを決める活躍を見せていたが、6月にハムストリングの負傷で戦線離脱。一度はベンチ入りするまで回復したが、8月に膝の負傷に見舞われ、さらに長期離脱となっていた。
長きに渡るリハビリを経て、26日に行われたカンピオナート・ブラジレイロ・セリエA第31節アトレチコ・パラナエンセ戦で約4カ月ぶりとなる公式戦の復帰を果たしたラファエル・シルバだったが、キックオフ直後の開始からわずか3秒で相手選手へ肘打ちを見舞い、主審はそのあと17秒ごろに一発レッドカードを提示した。
ブラジルメディア『globo』によると、開始3秒で該当のプレーを行ったラファエル・シルバは、ブラジルサッカー史上最速で「退場処分となるプレーを行った」選手になった可能性があるという。なお、これまでの最速記録もクルゼイロ所属選手(ゼ・カルロス)が保持しており、2009年のアトレチコ・ミネイロ戦で記録した試合開始7秒でのファウル。同選手に対して主審は19秒ごろにレッドカードを提示したようだ。
By サッカーキング編集部
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