サントス復帰の可能性が報じられているネイマール [写真]=Getty Images
アル・ヒラルに所属するブラジル代表FWネイマールが古巣復帰へ近づいているようだ。26日、移籍市場に精通するイタリア人ジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏が伝えている。
現在32歳のネイマールは母国の名門サントスで頭角を表し、2013年夏に加入したバルセロナでは4シーズンで公式戦通算186試合出場105ゴール76アシストをマーク。9つのタイトル獲得に大きく貢献すると、その後はパリ・サンジェルマン（PSG）を経て、2023年夏にはアル・ヒラルへ活躍の場を移した。しかし、中東の地ではひざの重傷による長期離脱もあり、ここまで公式戦7試合の出場に留まっている。
昨年10月に約1年ぶりの実戦復帰を果たしたネイマールだが、アル・ヒラルを率いるジョルジェ・ジェズス監督は「フィジカル的にはチームについていけていないのが現状」と語り、リーグ後半戦の登録メンバーから外すことを明言。加えて、現行契約は今年の6月末で満了に。これらの事情から今冬の移籍市場での退団も囁かれており、去就には注目が集まっている。
バルセロナ時代に強力なユニットを形成したアルゼンチン代表FWリオネル・メッシ、元ウルグアイ代表FWルイス・スアレスらが所属するインテル・マイアミからの関心も報じられたネイマールだが、現在はサントス移籍の可能性が高まっているようだ。選手本人は古巣復帰について口頭合意に達しており、今週から移籍に向けた正式な手続きが行われる予定だという。契約内容の確認等は未だ行われていないが、「移籍成立は直近に迫っている」とロマーノ氏は指摘している。
なお、スポーツ専門チャンネル『ESPN』によると、ネイマールはアル・ヒラルとの契約解除に向けて動いているとのこと。サントスとは1年間の延長オプションが付随した半年間の契約を締結する可能性が高いという。
By サッカーキング編集部
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