劇的ゴールを決めたヴィニシウス・ジュニオール [写真]=Getty Images
FIFAワールドカップ26南米予選第13節が21日に行われ、ブラジル代表とコロンビア代表が対戦した。
2023年9月に開幕した南米予選は残り6試合と終盤戦を迎えている。ワールドカップの出場国数拡大により、南米予選6位までの国が出場権を獲得。7位の国がプレーオフに回る。ブラジルは勝ち点18で5位、コロンビアは勝ち点19位で4位となっており、勝ち点差1での対決となった。
開始4分、ハフィーニャのスルーパスに抜け出したヴィニシウス・ジュニオールがエリア内で倒されてPKを獲得する。ハフィーニャが落ち着いてPKを沈め、ホームのブラジルが先制した。対するコロンビアは41分、相手ゴール前でボールを奪うとハメス・ロドリゲスのパスからルイス・ディアスが決めて同点とする。
後半も一進一退の攻防が続く中、70分にアクシデント。セットプレーの際にアリソンとダビンソン・サンチェスが激しく衝突してしまう。脳震盪でアリソンはベント、サンチェスはカルロス・クエスタと交代している。このまま終了かと思われた後半アディショナルタイム9分、左サイドでボールを受けたヴィニシウスがカットインから右足を振り抜く。強烈なシュートが決まり、ブラジルが土壇場で勝ち越しに成功した。
試合は2-1で終了。ブラジルが3試合ぶりの白星で一気に2位へと浮上した。次節、ブラジルはアウェイでアルゼンチン代表、コロンビアはホームでパラグアイ代表と対戦する。
【得点者】
1-0 6分 ハフィーニャ(ブラジル代表)
1-1 41分 ルイス・ディアス(コロンビア代表)
2-1 90+9分 ヴィニシウス・ジュニオール(ブラジル代表)
By サッカーキング編集部
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