トッテナム戦で負傷したウォルコット
アーセナルとイングランド代表にとって、ショッキングなニュースが飛び込んできた。FWセオ・ウォルコットが左ひざに重傷を負い、今シーズンの復帰は絶望、さらにブラジル・ワールドカップにも出場できない見込みとなった。
ウォルコットは4日に行われた、トッテナムとのFAカップ3回戦で負傷交代。アーセナルは公式サイトで、6カ月の離脱を強いられることを発表した。
当初は4週間ほどの離脱と見られていたが、状況はより重いものだったようだ。
ウォルコットが担架で運ばれた際には、本人も苦しい表情を見せず、指で“2-0”のジェスチャーをするなどトッテナムサポーターを挑発。アウェー席に陣取っていたトッテナムサポーターからペットボトルやコインが投げ込まれ、メディカルスタッフを直撃する場面も見られた。
このジェスチャーは特に処分の対象とはならないようだが、より悲劇的なニュースが彼を襲った。アーセナルは以下のように発表している。
「2-0で勝利を収めたトッテナム戦で負傷したセオ・ウォルコットは、左ひざ前十字じん帯を断裂した」
「セオは近日中にロンドンで手術を受け、最低でも6カ月間離脱することになる。今シーズン中の復帰、そして6月のワールドカップへの出場は難しいだろう」