トリノ戦で終盤までプレーした本田圭佑 [写真]=Getty Images
セリエA第22節が1日に行われ、日本代表MF本田圭佑の所属するミランとトリノが対戦。本田は先発出場した。
ホームで戦うミランは、序盤から主導権を握った。開始2分には、ロビーニョのパスを受けたジャンパオロ・パッツィーニがループシュートでゴールを狙ったが、GKダニエレ・パデッリの好守に阻まれた。ところが、18分にグラウンダーのロングボールを自陣深くに送られると、反応したチーロ・インモービレにドリブルでゴール前まで持ち込まれ、右足でシュートを決められた。
リードを許したミランは、失点直後の19分にゴール前でパッツィーニがボレーシュートを放ち、35分には本田のパスを受けたサリー・ムンタリがミドルシュートでゴールを狙ったが、ともにGKに阻まれた。
攻勢を続けると、43分にもカカが左サイドからミドルシュートを放ったが、またもGKに防がれて、44分にゴール正面から本田の打ったシュートはDFに当たって枠を外れた。
1点ビハインドのまま迎えた後半も、ミランがペースを握った。すると、後半開始直後の49分にアディル・ラミがムンタリのワンツーからミドルシュートを放つと、ボールは相手DFに当たりながらもゴールネットに突き刺さった。
試合を振り出しに戻したミランは、59分にカカのスルーパスから抜け出したロビーニョがゴールネットを揺らした。ところが、オフサイドと判定を受けて勝ち越し点とはならなかった。その後も逆転を狙い、ナイジェル・デ・ヨングやリッカルド・サポナーラを投入し、打開を図った。
ミランは終盤まで攻め込んだが、勝ち越せずに1-1のままにタイムアップを迎え、今シーズン初のリーグ戦3連勝とはならず、6試合ぶりのドローとなった。なお、本田は、89分にアンドレ・ペターニャと交代するまでプレーした。