ミランは終始劣勢で、逆転負けを喫した [写真]=Getty Images
セリエA第23節が8日に行われ、ナポリと日本代表MF本田圭佑の所属するミランが対戦。本田は胃腸炎のため招集外となり、移籍後初の欠場となった。
ミランはアウェー戦に臨むと、序盤から攻め込まれるが、8分に先制点を奪う。今冬に加入して、初めて起用されたアデル・ターラブトが中盤でボールを奪うと、ドリブルで一気に持ち込んでミドルシュートを決めた。
ミランは敵地で均衡を破ったが、11分にギョクハン・インレルにミドルシュートを蹴り込まれ、すぐさま同点に追いつかれた。試合を振り出しに戻された後も、劣勢が続く。27分にスルーパスから抜け出されたゴンサロ・イグアインにゴールネットを揺らされたが、オフサイドのために失点とはならなかった。36分には、マレク・ハムシクにゴール前でダイレクトボレーを打たれたが、ボールは枠を外れた。
ミランは同点のまま前半を折り返すと、後半開始からカカを投入して勝ち越しを狙った。しかし、2点目を奪えずにいると、56分に右サイドからクロスを入れられると、イグアインにヘディングで得点されてしまい、ナポリに逆転を許した。
ビハインドを負うと、リッカルド・モントリーヴォとジャンパオロ・パッツィーニをピッチに送り出したが、逆に82分には3失点目を喫した。左サイドからホセ・カジェホンに折り返されると、ゴール前でイグアインにシュートを蹴り込まれた。
突き放されたミランは、追いつけずにタイムアップを迎え、1-3で逆転負け。リーグ戦4試合ぶりとなる黒星で、今シーズンの8敗目を喫した。