フランスW杯のアルゼンチン戦でゴールを決めたオーウェン氏(左) [写真]=Getty Images
リヴァプールやレアル・マドリード、マンチェスター・Uなどでプレーした元イングランド代表FWマイケル・オーウェン氏が、1998年のフランス・ワールドカップを振り返った。『UEFA.com』がコメントを伝えている。
オーウェン氏は、1997年にリヴァプールのトップチームに昇格。1997-1998シーズンには、プレミアリーグで18得点を挙げ、得点王に輝いた。そして、1998年のフランス・ワールドカップのイングランド代表メンバーに、18歳の若さで選出された。
オーウェン氏は同大会について、「最高の大会だった。僕は当時18歳で、何らかの役割を与えられるとは思っていたけど、1、2試合に途中起用される程度だと予想していた」と、コメント。「ところが、初戦(チュニジア戦)に途中起用されると、2試合目(ルーマニア戦)にも途中出場して得点した。それによって居場所ができて、3戦目(コロンビア戦)には先発出場してチームも勝ったんだ」と、グループステージの戦いを振り返った。
そして、PK戦の末にアルゼンチンに敗れた決勝トーナメント1回戦について、「もちろん、アルゼンチンとの4戦目にも先発したよ。僕が決めたゴールは、その後何度もリプレイされている。たくさんの人の記憶に残ってはまずいゴールではなかったよ。まさに僕の人生を変えて、人々の自分に対する見方を変えたゴールだった」と、コメント。16分に決めた鮮やかなドリブルシュートを振り返った。
オーウェン氏は現在34歳。フランス大会を含め、ワールドカップに3度出場した。ストークに所属していた2012-2013シーズン限りで、現役を引退した。