テベス(左)と競り合う本田圭佑(右) [写真]=Getty Images
セリエA第26節が2日に行われ、日本代表MF本田圭佑の所属するミランとユヴェントスが対戦。本田は、リーグ戦で7試合ぶりにベンチスタートとなった。
ホームに首位チームを迎えたミランは、序盤から攻勢を仕掛けた。25分にはカウンターからカカがペナルティエリア内で立て続けにシュートを放ったが、GKジャンルイジ・ブッフォンの好守とレオナルド・ボヌッチのブロックによって防がれた。43分にもカカが左サイドからシュートを打ったが、再びブッフォンのセーブによって弾き出された。こぼれたところをアンドレア・ポーリが狙ったが、シュートは枠の上に外れた。
攻め込みながらも1点が遠かったミランは、前半終了間際の44分にユヴェントスに先制されてしまう。左サイドでクラウディオ・マルキージオ、カルロス・テベス、ステファン・リヒトシュタイナーと繋がれ、最後は中央に折り返されたところをフェルナンド・ジョレンテに蹴り込まれ、均衡を破られた。
1点ビハインドで迎えた後半も、ミランは攻め込みながらも得点できずにいると、68分にテベスにミドルシュートを打たれて追加点を許してしまった。点差を広げられると、71分にリッカルド・モントリーヴォに代えて本田をボランチとしてピッチに送り込んだ。
ミランは結局、本田投入も実らずに攻撃陣が不発に終わり、0-2とリーグ戦3試合ぶりの敗戦。今シーズンの9敗目を喫した。