大逆転でCL8強進出…マンUのエブラ「健在だとアピールできた」

エブラ

マンUのエブラ(右)がオリンピアコス戦を振り返った [写真]=Getty Images

 日本代表MF香川真司のマンチェスター・Uに所属するフランス代表DFパトリス・エブラが、19日に行われたチャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦セカンドレグのオリンピアコス戦を振り返った。『UEFA.com』がコメントを伝えている。

 ファーストレグで0-2と敗戦を喫していたマンチェスター・Uは、セカンドレグではオランダ代表FWロビン・ファン・ペルシーがハットトリックを記録。3-0で勝利を収め、2試合合計スコア3-2でベスト8進出を決めた。

 エブラは、「サポーターや新しいスタッフ、選手、全ての人のためにも(勝てて)良かった。このユニフォームに対する愛情やリスペクトの精神を見せることが、今日は本当に重要だった。今夜勝てたのは、その精神のおかげだ。時代遅れだと言う人もいるかもしれないが、マンチェスター・Uの精神があれば、違いを見せられるし、不可能なことなど何もない」と、コメント。「宿敵リヴァプールにホームで0-3と敗れた後(16日のプレミアリーグ第30節)も、サポーターは僕たちのために歌い続けてくれていた。家に帰った時には、本当に悲しかったよ。サポーターが最後まで支えてくれたのはうれしかったけど、僕は心底傷ついていた。何かしら借りを返さなければいけないと、今日のゲームが待ち切れなかった。厳しいシーズンを送っていても、サポーターは良くしてくれている」と、話した。

 そしてエブラは、ハットトリックを達成したオランダ代表FWロビン・ファン・ペルシーに言及し、「ロビンはよくやってくれた。大黒柱たちがやってくれなければ困るんだ。彼らは今夜、がんばってくれたよ」と、称賛したうえで、「彼やウェイン(ルーニー)だけではなく、チーム全員がね。今日のヒーローはチームで、1人の選手だけじゃない。この大会は厳しい戦いで、誰もが僕たちの敗退を予想していただろうけど、マンチェスター・Uは健在だとアピールできたと思う」と、勝利を振り返った。

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