バルセロナがセルタに快勝した [写真]=Getty Images
リーガ・エスパニョーラ第30節が26日に行われ、バルセロナとセルタが対戦した。
リーグ戦29試合を終えて勝ち点69、前節のレアル・マドリードで4-3と競り勝ち、首位との勝ち点差を縮めた3位バルセロナ。中2日で迎えるホームでの一戦では、リオネル・メッシやネイマール、アンドレス・イニエスタらが先発メンバーに名を連ねた。
バルセロナは開始早々に先制点を奪う。6分、ペナルティーエリア右側で、メッシがスルーパスを供給。アレクシス・サンチェスが最終ラインの背後を取ると、中央への折り返しをネイマールが押し込んだ。
攻勢をかけるバルセロナは、カウンターからメッシがGKと一対一のチャンスを迎えるなど、追加点を狙っていく。しかし、24分にアクシデント。GKビクトル・バルデスが、相手の直接FKをキャッチした際、着地で負傷し、GKホセ・マヌエル・ピントとの交代を余儀なくされた。
GK交代に見舞われたバルセロナだが、30分にリードを広げる。イニエスタからのスルーパスに反応したメッシが、巧みな身のこなしでDF2人を置き去りにし、GKもかわして右足で流し込んだ。前半は2-0で終了した。
2点リードのバルセロナは、67分に3点目を記録。決めたのはネイマールだった。カウンターから、サイドチェンジのパスを胸トラップで受けると、頭でボールを突きながらペナルティーエリア内へ進入。対応した2人のDFの合間を縫うように、タイミングをずらしてシュートコースを作ると、左足シュートをゴール右隅へ突き刺した。ネイマールの自身2点目で、バルセロナが3点リードとなった。
試合は3-0で終了。バルセロナが快勝し、勝ち点を72に伸ばした。レアル・マドリードが同節でセビージャに敗れたため、バルセロナは2位に浮上。首位アトレティコ・マドリードとの勝ち点差は1のままとなっている。