W杯後にオランダ代表監督に就任することが決まったヒディンク [写真]=VI-Images via Getty Images
KNVB(オランダサッカー協会)は28日、6月に開幕を控えたブラジル・ワールドカップ終了後にオランダ代表指揮官を退任するルイス・ファン・ハール監督の後任として、フース・ヒディンク氏が就任することで合意したと発表した。契約期間はユーロ2016終了時までの2年間。
協会はヒディンク監督の就任と併せて、元オランダ代表のダニー・ブリント氏とルート・ファン・ニステルローイ氏のコーチ就任も同時に発表した。なお、ユーロ2016後にヒディンク氏の後任としてブリント氏が2018年のロシア・ワールドカップまでオランダ代表を率いることも発表している。
1995年から約3年間オランダ代表を率いた経験のあるヒディンク監督は、「再びオランダ代表の監督として戻ってこられたことを誇らしく思う。ブリントとファン・ニステルローイはチームに多くの経験と知識をもたらしてくれる」と意気込みを語っている。
ヒディンク氏は、1995年にオランダ代表監督に就任した際、ユーロ1996でベスト8、フランス・ワールドカップでは4位に導く。その後、クラブではレアル・マドリードやチェルシーなどを指揮。代表監督としては韓国、オーストラリア、ロシア、トルコを率いた。2013年夏に当時率いていたアンジ・マハチカラの監督を退任して以降はフリーとなっていた。