本田圭佑がセリエA初ゴールを決めた [写真]=Getty Images
セリエA第32節が7日に行われ、ジェノアと日本代表MF本田圭佑のミランが対戦。本田は4試合連続の先発出場を果たした。
リーグ戦31試合を終えて勝ち点42で11位のミランは、本田の他に、カカやジャンパオロ・パッツィーニ、アデル・ターラブトらが先発メンバーに名を連ねた。
ミランは20分に先制する。ターラブトがドリブルでペナルティーエリア手前まで持ち込むと、強烈な右足ミドルシュートをゴール左隅へ突き刺した。前半はミランの1点リードで終了した。
1-0で迎えた後半、ミランは56分に追加点を奪う。決めたのは本田だった。カウンターで後方からのスルーパスに反応すると、カバーに入った相手DFをワンタッチでかわし、そのまま前へ突進。ペナルティーエリア手前で、飛び出した相手GKよりも先にボールに触れ、浮かせたシュートを滑りながら蹴り込んだ。ゴールへ転がるボールに対してジェノアの選手も必死に追いかけたが間に合わず、得点が決まった。
本田のセリエA初ゴールでリードを広げたミランは、73分にジェノアに1点を返されたものの、2-1で逃げ切った。ミランが敵地で競り勝ち、3連勝。勝ち点を45に伸ばし、ヨーロッパリーグ出場圏内の5位、日本代表DF長友佑都所属のインテルとの勝ち点差は5となっている。
なお、リーグ戦出場12試合目で初ゴールを決めた本田は、フル出場を果たしている。