PK戦の末、勝利を収めたアーセナル [写真]=The FA via Getty Images
FAカップ準決勝が12日に行なわれ、前回王者のウィガンとアーセナルが対戦した。
9シーズンぶりの優勝を目指すアーセナルは、序盤からチャンスを作るが得点できないまま、前半を折り返す。すると、64分にペア・メルテザッカーがペナルティエリア内でファウルを犯してPKを与えると、ウィガンのジョルディ・ゴメスにシュートを決められて、均衡を破られた。
追いかけるアーセナルは、同点ゴールを挙げられずにいたが、82分にメルテザッカーが得点。右CKからの波状攻撃の中で、ヘディングシュートでゴールネットを揺らした。
振り出しに戻った試合は、1-1のまま延長戦に突入。互いに得点できずにPK戦を迎えると、アーセナルのGKウカシュ・ファビアンスキが、ウィガンのシュートを2本ストップ。アーセナルが4-2で上回り、優勝した2004-2005シーズン以来となる決勝進出を決めた。