接戦を制して3シーズンぶりの優勝を果たしたレアル・マドリード [写真]=Real Madrid via Getty Images
コパ・デル・レイ決勝が16日に行なわれ、3シーズンぶりの大会制覇を狙うレアル・マドリードと2シーズンぶりの優勝を目指すバルセロナが対戦した。
“クラシコ”となった決勝は、クリスティアーノ・ロナウドを負傷で欠いたレアル・マドリードが序盤にカウンターから先制した。11分にアンヘル・ディ・マリアがカリム・ベンゼマからのスルーパスで抜け出すと、左足のシュートを突き刺した。
均衡が破られると、ビハインドを負ったバルセロナがボールを保持して攻め込み、レアル・マドリードはカウンターで追加点を狙う展開。前半を1点差のまま折り返すと、48分にレアル・マドリードのギャレス・ベイルがドリブルで持ち込んでシュートを放ったが、わずかに枠を外れた。66分にはカウンターからベンゼマがポスト直撃のシュートを打ったが、追加点とはならなかった。
すると、直後の68分にバルセロナが同点に追いつく。右CKを得ると、シャビ・エルナンデスのキックをマルク・バルトラがヘディングで合わせ、ゴールネットを揺らした。
試合は振り出しに戻ったが、81分にレアル・マドリードのルカ・モドリッチがポスト直撃のミドルシュート。85分にはベイルが左サイドを一気に抜け出し、ゴール前まで侵入して勝ち越しゴールを挙げた。
再びリードを得たレアル・マドリードは、1点差のまま逃げ切りに成功。2-1と競り勝ち、3シーズンぶりとなる通算19回目の優勝を果たした。
【得点者】
11分 ディ・マリア(レアル・マドリード)
68分 バルトラ(バルセロナ)
85分 ベイル(レアル・マドリード)