2点目を決めたグアリン(奥)と相撲パフォーマンスを見せる長友(手前) [写真]=Getty Images
セリエA第34節が19日に行われ、パルマと日本代表DF長友佑都の所属するインテルが対戦。長友は先発出場となった。
日本代表のアルベルト・ザッケローニ監督やイタリア代表のチェーザレ・プランデッリ監督が見守る中行われた試合。9分にパルマは右CKからアントニオ・カッサーノがヘディングシュートを放ったが、GKサミール・ハンダノヴィッチがパンチングで防ぐ。
序盤押し込まれたインテルは27分、右CKからニアサイドのマウロ・イカルディがフリーでヘディングシュートを放つも、ゴール右に外れた。前半中盤からはインテルペースの試合となったが43分、ペナルティエリア内でワルテル・サムエルがマルコ・パローロを倒し、パルマがPKを獲得。しかし、カッサーノのシュートはハンダノヴィッチが読み切り、セーブ。ハンダノヴィッチは2試合連続でPKを阻止した。
前半終了間際にインテルはエステバン・カンビアッソのシュートがパルマゴールを襲うが、ポストに当たり、跳ね返りゴールに向かったボールもGKアントニオ・ミランテの足に当たり、得点ならず。前半はスコアレスで折り返す。
後半に入り、ファーストプレーでロドリゴ・パラシオを倒したパルマDFガブリエル・パレッタに2枚目の警告が提示され、退場。インテルは後半早々に数的優位となる。このプレーで得た左FKをエルナネスが蹴ると、ファーサイドにいたロランドがフリーでヘディングシュートを決め、インテルが48分に先制する。
56分、パルマは左CKからアレッサンドロ・ルカレッリがヘディングシュートもクロスバーを直撃。数的不利になったパルマだが、試合を支配していく。一方で、後半途中から投入されたエセキエル・スケロットが足首を痛め、73分にアマウリとの交代を強いられるなど、運が味方しない。89分には投入されたばかりのフレディ・グアリンが長友の横パスを受けて、ミドルシュートを決めて勝負あり。インテルが2-0で勝利した。