先発出場した香川真司(左) [写真]=Getty Images
プレミアリーグ第35節が20日に行なわれ、エヴァートンと日本代表MF香川真司の所属するマンチェスター・Uが対戦。香川は先発出場した。
アウェー戦に臨んだマンチェスター・Uは、ボールを保持するが、チャンスを作り出せない。19分には、エヴァートンのスティーヴン・ネイスミスの放ったシュートがペナルティエリア内でジョニー・エヴァンズの手に当たったが、ハンドの判定は取られなかった。しかし、28分にロメロ・ルカクのシュートがペナルティエリア内でフィル・ジョーンズの手に当たったことで、PKを献上。レイトン・ベインズにゴール正面に蹴り込まれ、先制点を許した。
敵地でビハインドを負うと、43分にカウンターから再び失点。シェイマス・コールマンのパスからケヴィン・ミララスにディフェンスラインを抜け出され、シュートを流し込まれた。
前半を2点差で折り返すと、48分にセットプレーのこぼれ球から香川がミドルシュートを放ったが、GKのセーブに遭う。59分にも左サイドのクロスから香川がヘディングシュートを狙ったが、得点とはならなかった。
追いかけるマンチェスター・Uは、61分にアントニオ・バレンシアとハビエル・エルナンデスを同時に投入。75分には香川に代えて、ダニー・ウェルベックをピッチに送り出した。ところが、選手交代でも打開まで至らず。最後までエヴァートンゴールを割れずに、0-2と完封負けを喫した。
マンチェスター・Uはリーグ戦3試合ぶりの黒星で、今シーズンの11敗目。未消化分を含め、残り4試合でチャンピオンズリーグ出場権獲得圏内の4位とは勝ち点13差となったため、来シーズンはチャンピオンズリーグ出場を逃すことになった。