3月13日のELベンフィカ戦で負傷し離脱中のウォーカー [写真]=Getty Images
イングランド代表を率いるロイ・ホジソン監督は、トッテナムに所属しているイングランド代表DFカイル・ウォーカーが、ブラジル・ワールドカップを 欠場する可能性が出てきたと明らかにした。イギリスメディア『BBC』が報じている。
同監督は、3月13日に行われたヨーロッパリーグ決勝トーナメント2 回戦ファーストレグのベンフィカ戦に出場して以来、負傷で離脱しているウォーカーについて語った。
「彼が6週間から10週間さらに離脱すると、はっきり言われたわけではない が、そうなるのではないかと心配している。彼は試合に出られない 状態が長い間続いている。彼が別の治療を行っている事は知っているが、それが効くかどうか見極めるのを待っている」
もしウォーカーの欠場が決まれば、ホジソン監督はリヴァウールに所属する21歳の代表未経験のDFジョン・フラナガンを、代わりに招集する見込みとなっている。
また、現在負傷中のイングランド代表メンバーである、アーセナル所属のMFジャック・ウィルシャーとMFアレックス・チェンバレン、エヴァートン所属のDFフィル・ジャギエルカについても語っている。
「ウィルシャーはすでにアーセナルでトレーニングに参加している。また、アルセーヌ・ヴェンゲル監督との話では、チェンバレンについては、そんなに心配することはないと思う。エヴァートンはジャギエルカが100%回復をするまで待つことを望んでいる。私は彼の回復が間に合わず、ワールドカップに参加できなくなるとは全く心配していないよ」
ウォーカーは今シーズン、プレミアリーグで26試合に出場し1ゴール、2アシストを記録している。代表としては、ワールドカップ欧州予選で5試合に出場している。