代表引退を表明したアシュリー・コール [写真]=Getty Images
チェルシーの左サイドバック、DFアシュリー・コール(33)がイングランド代表からの引退を表明した。11日の英メディアが伝えた。
13年前の2001年に代表デビューし、以来通算107試合に出場していたコールは、今夏ブラジルで行われるワールドカップに臨む代表メンバー23人に選出されると見られていた。だが、11日に行われたプレミアリーグ最終節の直後、代表監督のロイ・ホジソン氏からの落選を報告するとともに代表を引退することを自身のツイッ ターで明かした。
A・コールはツイッターで、「ロイ(ホジソン監督)から電話を受け、イングランド代表が若い世代に移行すべき時が来たということに同意した。僕も代表から引退すべき時が来たと思う。(レイトン)ベインズと(ルーク)ショーは素晴らしい選手であることを今季証明したし、この国の将来を背負っている。107試合は光栄だ。国のためにプレーできなくなることは辛い事だと分かって欲しい」と呟いた。
落選は今季のチェルシーで定位置をスペイン代表DFセサル・アスピリクエタに奪われたことに起因し、同クラブでの出場数が昨季の約半分にあたる26試合に激減していた。代表でもエヴァートンのベインズ(29)とポジションを争っていたほか、サウサンプトンで活躍する18歳のショーが今年からデビューを果たし、世代交代が囁かれていた。
A・コールは2002年から3大会連続で、W杯本大会でのプレーを経験し、イングランド史上5番目の出場数を誇っている。なお、イングランド代表のW杯正式メンバー23人は現地時間12日の14時に発表される予定。