度重なる負傷から復活したジュゼッペ・ロッシ [写真]=Getty Images
ブラジル・ワールドカップに向けて、チェーザレ・プランデッリ監督率いるイタリア代表の候補メンバー30名が13日に発表された。
ディフェンス陣ではダヴィデ・アストリ(カリアリ)、中盤や攻撃の選手ではエマヌエレ・ジャッリーニ(サンダーランド)やアレッサンドロ・フロレンツィ(ローマ)が収集メンバーから漏れた。一方、今年始めに右ひざ内側じん帯を損傷し、10日ほど前に復帰していたジュベッペ・ロッシ(フィオレンティーナ)や、パルマ移籍後2桁ゴールを挙げて復活を印象づけた“暴れん坊”アントニオ・カッサーノなどがリストに名を連ねた。
1月5日のアクシデントまで14得点を連ね、順調に得点王獲得かと言われたG・ロッシは、度重なるけがから再び復活し、フィオレンティーナだけでなく代表に戻ってきた。
招集メンバーが発表されるとSNSで「みんなを納得させられるよう、素晴らしい成績を残して、その喜びを分かち合いたい。みんなありがとう」と短いメッセージで感謝の気持ちを伝えた。
同じフィオレンティーナからは常連のアルベルト・アクイラーニ、そして2006年以来の代表復帰となるDFマヌエル・パスクアルが選ばれた。32歳での代表復帰だ。チェーザレ・プランデッリ監督がフィオレンティーナ時代に信頼を勝ち取ったパスクアルは「ずっと待ち望んでいた。次の月曜から始まる代表合宿ではアッズーリのユニフォームを手に入れるため、死に物狂いで頑張る」ときっぱり宣言した。