現在セリエA得点王のトリノFWインモービレ [写真]=Getty Images
セリエAで22得点を挙げ現在、得点王ランキングトップのイタリア代表FWチーロ・インモービレの今後について、注目が集まっている。
所属しているとトリノとユヴェントスの共同保有で6月20日までに、契約状況をはっきりさせければならない段階まで来ている。本人もブラジル・ワールドカップを前に「すっきりした気持ちで出発したい」という心境だ。
イタリア代表合宿が始まる来週中に、トリノのジャンルカ・ペトラーキGMと、インモーピレの代理人マルコ・ソンメッラ氏が話し合いの場を持ち、ユヴェントス関係者との交渉に臨む。ここへ来てドルトムントがインモービレの獲得の乗り出しているといわれ、評価は上がる一方だ。
3月の親善試合スペイン戦でアッズーリ・デビューを果たしたインモービレは、攻撃陣の中でも若手成長株で注目を浴びており、本大会の活躍次第ではさらに価値がつく可能性を秘めている。
インモービレ本人は「ドイツ語は話せなない」としながらもドイツにも親戚がいるという。しかし何と言っても大きな夢は故郷ナポリのユニフォームを着ること。「ユーヴェには行かない。いつの日かナポリでプレーしたい。僕の街のチームだから」と力強く語った。