セリエA三連覇を達成したユヴェントス [写真]=Getty Images
ジャンルイジ・ブッフォン、アンドレア・ピルロ、レオナルド・ボヌッチ、ジョルジョ・キエッリーニ、クラウディオ・マルキジオらイタリア代表メンバーが所属するユヴェントスがセリエA最終節でカリアリ相手に3-0と勝利を収め、勝ち点102というヨーロッパのクラブの記録をたたき出した。
これでユーヴェは3年連続スクデットに加えて、新たな付加価値がついた。ホームでの最終戦を終えたピルロは「このスクデットは特別なもの。さまざまな記録を打ち破ってきた。102ポイントなんて、何度もやり遂げられるものじゃない。ほぼ不可能だ。来週中にもコンテ監督を中心としたクラブの来シーズンが保障されるよう願っている。僕の契約延長? もちろんオーケーだ。今はスクデットの祝勝会を楽しむことだけを考えさせてくれ」と語った。
試合後、ユーヴェの選手たちはオープンカーでカステッロ広場などトリノ市内をパレードし、数万人が祝福した。その後、アンドレア・アニェッリ会長、ジュゼッペ・マロッタGMら関係者と選手たちは郊外の別荘に場所を移して、シャンパンなどを開け、食事、ダンス、カラオケなどでパーティーを続け、日付が変わった19日までお祭り騒ぎは続いた。
イタリア代表に招集された選手たちは、20日からフィレンツェ郊外のコヴェルチャーノの合宿に参加し、今度はブラジル・ワールドカップへ向けて気持ちを切り替える。