イタリア代表合宿初日に臨んだカッサーノ [写真]=Getty Images
イタリア代表に招集された選手30人が20日、フィレンツェ郊外のコヴェルチャーノで初練習を行った。この中からブラジル・ワールドカップに出場する23人が来月2日に発表され、本大会に臨むことになる。
この日は二部練習でGKたちはディ・パルマGKコーチに指導の下でトレーニングした。また他の選手たちは4、5人ずつに分かれての練習となった。マリオ・バロテッリ、アントニオ・カッサーノ、ジュゼッペ・ロッシが同じグループだった。イタリアサッカー協会のデメトリオ・アルベルティーニ副会長や、元代表のイヴァン・ガットゥーゾ氏らが練習を見学した。
チェーザレ・プランデッリ監督は、「すでにチームに最大限の力を発揮させるアイデアはある。ここにいる全ての選手それぞれが、真っ当な思考力で参加してくれていると信じたい。いずれにしても柔軟性のあり、数パターンのフォーメーションにも対応する理解する能力を求めている」と話した。また、カッサーノについては「まるで新学期の初日の子供のようにはりきっているよ。これが彼のサッカー選手としての経歴の中で(代表の)ラストチャンスになるだろう」と期待を込めてエールを送った。