リヴァプールで共にプレーするスアレス(左)とジェラード(右) [写真]=Liverpool FC via Getty Images
リヴァプールに所属するイングランド代表MFスティーブン・ジェラードが、ひざの手術を受けた、同所属のウルグアイ代表FWルイス・スアレスが、ブラジル・ワールドカップのイングランド戦に間に合わないことを望んでいると明言した。大手メディア『スカイスポーツ』が報じている。
スアレスは22日、ワールドカップに向けた練習中にひざを負傷し、半月板損傷と診断され手術を受けることになったとの報道がされている。
イングランド代表とウルグアイ代表は、本大会で同じグループDに属しており、6月20日の第2節で両代表の対戦が行われる。そしてジェラードはスアレスがイングランド戦に欠場することを望んでおり、同じクラブのチームメイトを脅威だと認識していることを明かしている。
「とても自分勝手な考えだが、もしスアレスがイングランド戦に出場不可能なら本当に助かるよ。彼を個人的に知っているし、良くなることを願っている。リヴァプールに戻るときに必ず良くなっていてほしい。グループリーグの最終戦かリヴァプールでの復帰なら大丈夫だ。わがままだが彼も理解するだろう。ワールドカップを欠場することは彼に大きなダメージを与えることはわかっている。彼はファイターだし、復帰にむけて全力を尽くすのは知っているよ」
イングランド代表は本大会で、15日にイタリアと、20日にウルグアイと、25日にコスタリカと対戦する。一方ウルグアイ代表は、15日にコスタリカ、20日にイングランド、25日にイタリアと対戦する。