イタリア代表合宿に参加中のインシーニェ [写真]=Getty Images
現在、フィレンツェ郊外のコヴェルチャーノで合宿中のイタリア代表チームの選手たちにとって、6月2日の本大会出場登録メンバー発表は運命の日だ。30人から7人が振り落とされる。
そんな中、ナポリFWロレンツォ・インシーニェが並々ならぬ闘志で日々の練習に励んでいる。「23人の中に選ばれたいと思うのは当たり前でしょ。(魔よけのため、おまじないで)指をクロスさせて、全力を尽くすしかない。チェーザレ・プランデッリ監督を納得させられるよう頑張っている」と話した。
インシーニェはFW7人の中で、選ばれる可能性が一番低いとみられている。これについては「ブラジルには行けないんじゃないか、という声が挙がっているのは知っている。でも自分の最善のやり方でトレーニングを積むことだけ考えている。監督は僕がどんな選手かわかってくれているはずだ」と周囲の声に惑わされず、ベストを尽くす。同じナポリ出身のFWチーロ・インモービレの活躍も刺激になっている様子だ。